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脳が冴える15の習慣 記憶・集中・思考力を高める [本紹介]





どんな本
自分の脳をどうしたら最大限に生かせるのかに関心を持つビジネスパーソンは多い。この本では、どのような習慣で改善できるのかが書かれている。高度なトレーニングを必要だと考える人にとっては、驚くべき内容かもしれない。スポーツをする前の準備運動のような、コンディションを徐々に上げていくなど、フィジカル的なものということが書いてある。全般的に脳の取扱説明書と言ってもいいだろう。上手く付き合うことで、最大の効果を得られる。


実践してみた
この本を読み、内容をヒントにして幾つか実践してみた。

▼仕事をする前に脳トレーニングをする
毎朝、簡単な計算問題を解いたり、iPhoneを使って音声情報を倍速で聞いて、すぐにアウトプットするなど単純なことを繰り返している。朝から難解な問題を見ても全く脳が反応しないので、この手の単純な作業が効果的だと経験則から感じる。本にも書いてあるが、体内の血流が脳に多く向かうことで、脳が活性化する。難しい問題だと消化不良になり、脳は活性化しない。

▼各作業に時間的な制約を設ける
著書内にあるように、時間的な制約が無ければ、人はエンジンがかからない生き物だと思う。毎朝の脳トレーニングでも細かく時間制限を設けて、自分にプレッシャーを与えながら行っている。数か月続けていると、時間内で考える癖が身に付き、脳の回転速度は確実にアップする。無理と思える程度の時間を設定した方が脳は成長すると経験的に感じます。

▼アウトプットを意識したインプット
目的がなくアウトプットを意識するのは非常に難しいことだ。私は、必然的に意識するために幾つかのブログを設け、自分が体験したこと、学んだことをそれぞれのブログに掲載している。そのブログをSNSを通じて拡散するので、不特定の人たちに見られるというプレッシャーが生まれる。そのため、そこそこの完成度が求められるので、インプットする時点から言葉や言い回し、写真について意識している。実はアウトプットを意識すると、インプットした情報が脳内での収まりが良くなり、記憶力は間違いなくアップする。


体の機能を理解できた
この本を読んで特に理解できたのは、運動と脳の関係だ。これまで私は、脳と体の運動は相反するものだと思い、運動をすればスッキリ感はあっても、脳機能は低下すると思っていた。しかし、この本を読んでわかったのは、体の一部一部と脳は連動しているということ。

朝など脳の機能が低い時に有効なのは、意外に運動なのだ。だから、朝のウォーキングはかなり効果的なようです。更に、脳と目、耳、口は強く直結していて、ダイレクトに脳へ情報を伝達する。そして、目と耳は、5W1Hをわきまえた立体的かつ関連付けられた情報を脳に送っている。これはかなり高度な情報伝達なのだ。スマホやパソコンの画面では、それらを認識できないため、脳の活性化の点ではそれほど有効ではないと著者は書いている。


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