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子供から「テストって何のためにあるの?」に対する一つの答え [マネージメント]

学生の頃はテストや入試が面倒で仕方なかった。尾崎豊じゃないけど、なぜ人を点数で評価して差別するんだと言い訳のような愚痴をよく言ったものです。学校の先生や親はとにかくいい点数を取り、それなりの成績を収めることをただ祈っている。思い出すと、私のテストへの取り組み方は計画性に乏しく、一夜漬けになることが多かったです。やつれた顔でテストを受けていた記憶があります。


社会人として組織で活躍する人材になるという前提でテストや入試を位置付けると、取り組み方を学ぶ機会だったんだと考えます。正直、暗記した知識(コンテンツ)のほとんどは社会人になって忘れている。そうなると、知識の保持は意味がなく、取り組み方だけ社会人になっても生かせる。テストや入試を一つのプロジェクトと捉え、中期的な計画を立ててテストで最大のパフォーマンスを発揮する準備をしなければならない。自分の意思の弱さ、理解力、ストレス耐性、体力、お金(予算)、友達など自分の持つリソースを最大限生かして最高点を目指す。


同級生と勉強のやり方について話すことはなかった。塾にも行ってなかったので、真に独学そのものだったので改善することもなかった。しかし、同級生の中には計画的に淡々と勉強してた人は間違いなくいる。その中でも自分で現実的な計画を立てて実行してた人は、学生の間その繰り返しを行い、トライ&エラーで洗練させていったのだろう。社会人になる頃にはものすごい人材になってるはず。その人材を見つけれるかは会社側の人事担当の力量。思いつきを行動に移すことは子供でもできる。しかし、先のことを予想して、計画を立てることは人間として高度なものなのだ。大人になってからもできない人の方が多い。


会社というのは数か月後を想定して、人物金情報をコントロールして目的地に着けるように日々行動していく。その原点が学校のテストにあることは間違いない。勘違いしないでほしいのは、計画性をもってバランスをとれということではない。計画は単なる手段に過ぎず、どういう自分になっていたいかが最大の目的なのです。極論だけど、数学者を目指すなら他の科目に時間を割くことに意味がなく、数学だけに特価した勉強もありなのだ。


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