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速読できることのメリットとは? [スキル]

前回記事の今日から使える速読のやり方!を読んでから本記事を読むとわかりやすいです。

速読ができることのメリットはたくさんある。
今回は3つに絞ってお伝えします。


①情報収集において短時間で広く集められる
②何度も読めるので深く理解できる
③クリエイティブさが仕事で発揮される


①情報収集において短時間で広く集められる
情報収集ではオンライン上のSNSやニュースサイトの記事など多岐にわたるところからキャッチしている。幅広く情報を見ることの価値は選択できること。広く浅く情報を見て取捨選択し、その中から有用な情報を見つけ出す。そして、その情報を深堀して分析して生活や仕事で生かし更に共有する。

このプロセスを実現するには高速で文章を読めるスキルが必要。無駄に読みたくない意識から、タイトルやサムネだけ見て判断する場合もある。速読はこの場合に有効なスキルだ。高速で一定数の文章を読んで判別し目星をつけて、どんどん次の情報に進んでいく。補足だが気になった記事を残す一つの方法としてツイートするのがある。私は気になった記事は全文読み、その記事について一言添えてツイートしている。一言とはいえ、記事の趣旨を理解し、自分なりの解釈を文字制限のある文章にすることはスキルと労力がかかる。しかし。これにより記事はアーカイブされるし、コメント力を鍛えることもできる一石二鳥なのだ。



②何度も読めるので深く理解できる
速度ができるということは、1冊の本を読み終える時間が圧倒的に早くなる。読み終えたらもう一度読むことができる。身に覚えがあると思うが、一度読んだ文章をもう一度読むと圧倒的に楽に読める。2回目は気になる範囲に絞って読んでみたり、3回目は更に絞って読んでみるなど、本の内容によって色々変えてみるのもいい。それと3回目では自分に取り入れたり、チャレンジするのを想定して読むといいでしょう。この読み方は、一度だけじっくり読んで放置する人に比べ、読書時間に対して高いパフォーマンスを発揮できる。

学生時代に参考書で勉強する際に、全ページを音読してから、その参考書での勉強を始めた方がいいと言われたものだ。原理は一緒で、一通り目を通すだけ大筋の内容が頭に入り理解しやすくなる。学生時代の全ページ音読のプロセスを、時短のため速読で本を読むに置き換えただけなのだ。



③クリエイティブさが仕事で発揮される
速読では、1文節を一瞬で見て意味合いを想像する。このやり方は仕事の多方面で生かせる能力である。限られたいくつかの情報から精度の高いアウトプットを短時間で思いつくようになる。本を読む行為は自分の脳に新しい回路を作るようなもの。なぜなら、著者が自分のいくつもの洗練された思考回路をまとめたのが本である。それを読者が理解できて読者が自分に取り入れると回路が作られる。いろいろな本に多数触れている読者は、それだけ思考回路が増えているため、場面場面に適した思考回路が力を発揮するのだ。

日々多くの情報に触れていると、言葉のボキャブラリーが成長して、コミュニケーション上や文章作成時に言葉が溢れてきて、場面に適した良質の言葉を選択できるようになる。言葉を選べる強みは、会社内のどのポジションでも有効だ。相手である上司、部下、顧客、投資家などに自分の意向を納得してもらうには、的確な言葉が必要になる。しかし、限られた時間の中で必要な時に良質の言葉を思いつけるかどうかで、結果は左右される。

すべらない話に出演していた芸人のキムニーこと木村祐一さんがこんなことを言っていました。MCからコメントを振られたとき、笑いを起こしつつ番組の趣旨にあったバランスのあるコメントを一瞬の間に考え発言しなければならないと。思いついたものをただ言うだけでは失敗するため、何とか絞り出して3つ程の候補を思い浮かべ、その中から瞬時に選択して発言していると。この話からお笑い芸人さんを尊敬の眼差しで見るようになりました。


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