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黒本 著者/高城剛 [本紹介]


黒本










高城剛さんのイメージ
高城さんの思想に共感し始めたのは、アナザースカイの出演からでした。高城さんが時代の先を行き過ぎてて、一周回ってチャラチャラした人に当初は見えていました。いろいろなコメントや著書に触れていく中で、類稀な優秀な人だとわかり、自分の頭脳ではたどり着けない視座に光を当ててくれる存在になっています。ハイパークリエイターと呼ばれる所以通り、何か企画をするにしても的を外さず先の先を読んだアウトプットを出し期待値を超えてくるから依頼が滞らないのだろうと勝手に想像しています。



この本の概要
この本にサブタイトルをつけるなら、「滅びゆく日本にメスを入れるとしたら」でしょうか。幅広い質問に高城さんの鋭い考察と経験に基づく知識で回答している形式になっています。文章というより会話を聞いているような文面なのであっという間に読み切れました。質問の多くは、今の日本社会に不安を抱く人たちから多く寄せられている。日本社会のタブー化された本質的な問題に触れながら圧力を恐れずに語っています。


率直な感想
本当の意味での自由を日本人は手に入れていないと思った。当たり前に見てきたテレビは、国家戦略の一部にしか今は見えない。経済大国の本当の意味をこの年まで知らずに生きてきた。人生における恒例化しているイベントの多くは経済主義によって敷かれたレールの上で気づかずにただ踊ってただけ。日本では消費することが人生そのもので、宗教ですらその一部になっている。クリスマス、お葬式は典型的な経済イベントだろう。そもそもお金を使う必要のないところに、消費を促すために作られた゛ワナ゛とも言える。





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