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マクドナルドが倒れる日! [その他]

昨日の夜、マクドナルドで食事をした。私は3階席に向かい、席を
探していた。奥に行ったら以下の状況だった。

・長時間ずっと居る風のおじさん達がいた
・その叔父さん達は飲食している形跡がない
・汗くさい匂いがする
・叔父さんが店内のエアコンや電球をいじっている
・別な人は外で買ったメロンパンを食べ、テッドボトルで飲んでいた
・ゴミが散乱している

席が空いてるから、来店したお客様は一度そのエリアに行くが
ほとんどの人が別のエリアに移っていく。1時間半ほどの間、
店員は一度も3階に上がってこず、その状況は延々に続いていた。

このお店のロケーションや時間帯で、たまたまそういう状況に出く
わしたのかもしれなく、日々こういう状況が続いているわけでは
ないかもしれない。

ただ、残念の一言につきる。子供のころから親しんだマクドナルド
でこういう体験をするのはショックである。

この状況から考えられること
・店員が客席フロアを管理する意識がない
・客層のコントロールができていない

客席フロアを管理する目的は、いい状態のフロアを保ち、顧客
満足度を維持することだ。それがマクドナルドのブランドイメージ
につながる。

他のお客様へ悪い影響を与えるお客様は、マイナスでしかない。
フロアを管理する意識があれば、その人達に日々注意することで、
そのお客様は来なくなる可能性が高い。

マクドナルドが行うロケーションに合わせた広い客層を相手にする
戦略は間違いではない。しかし、広いからといってボーダーラインを
見失しなっては効果が弱くなる。

マクドナルドに行きたい人は多い。でも口を揃えて言われるのは
居心地の悪さ。本部は認識しているのか?


可能性として、売上が伸びずに人件費を大幅に引き下げ、サービス
品質を落とし、更に売上を落としている悪循環に陥っているのかも
しれない。

チェーン店のモットーとしてお店によって当り外れがあるのは、残念な
ことだ。悪いお店の影響はいいお店にも及ぶ。

商品開発やプロモーションにかなりお金をかけているのに、その成果
を店舗運営で台無しにするのはもったいない。

早い改善を望む。

共通テーマ:仕事

他人の頭をいかに使うか! [その他]

▼無知であるか判断できること
よく言われるのは「無知であることを知れ」とか「無知な自分に気づけ」など、謙虚さをもてみたいなことが書かれた本は山ほどある。批判を受けそうだが謙虚さが美学とされることに違和感を感じることがあった。そこで謙虚さを謳うよりも、無知だからどうしなきゃいけないのか、心の姿勢よりも実務として、そこをもっと掘り下げるべきだと思う。話を戻すと、無知に気づかないと失敗を犯すリスクが大きくなる。何かを決定する際、無知による質の低い情報をプロセスへ組み込むことは、間違った決定を促してしまう。ただでさえ有効な情報を得ることが難しいのに、そこに無知の情報を混入することは罪に等しい。


▼どうすればいいか
無知はいいことではないが悪いことでもない。誰かに聞くという選択肢を行使すればいいのだ。何を言いたいかというと、無知かどうかを早めに見極め、その無知な部分をどうやって補うかを即座に決めていく方が大事だということ。時間があれば自分で知識をつけるのも悪くはないが、モチベーションの維持も大変な上、労力と時間がかかる。それと自分が得意または好きな分野かどうかも問われる。ドラッカーの言葉にあるように、得意な分野に特化した方が効率的だし、成果の度合いが大きく、他人と交換して得られる他人の成果のサイズも大きくなる。


▼他人の頭はいつも論理的
ちょっと語弊があるかもしれないが、自分のことを自身で考える場合って、感情的になる傾向が高い。客観性に欠けるためだと思う。他人は他人のことを冷静に見る習性があり、自分では気づけない意見を言ってくれることが多い。人は相談された時に冷静になるメカニズムがあり、間違った対応を無責任にしたくないと思うのだ。頼られる場合は余計にそうなり、自分の信用を落としたくないのは自然なこと。


▼他人の頭をリソースだと思え!
自分より優秀な人を見て、「うらやましい」と思う人と、「これは使える」と思う人では、ビジネスを成功させる確立に差が出る。「うらやましい」と思った瞬間、思考は停止する。自分と他人を比べることは人間の性なので仕方ないとして、自分の劣った能力をどう補うかの判断をどこかでしなくてはならない。「これは使える」と思った人は、その優秀な人とコミュニケーションできるチャンスを狙う。人となりと、どの分野に優秀でどの分野が不毛なのかコミュニケーションを通じて認識し、自分のリソースにしていくのである。ただgive&takeとwinwinのモットーがないと、その関係は維持できない。

財務データが読めれば、企業活動を推察できる① [その他]

財務データは過去を読み解き、未来を予測する資料であり、企業の状態と成績が載っている。この内容を開示すると株価が上下したりなど、ステークホルダーに何らかの影響を与えることになる。


企業における会計には「財務」「税務」「管理」の3つがある。それぞれ開示先が違い、「財務」は投資家や株主、取引先に向けた資料となる。「税務」は行政に対する資料で、「管理」は社内へ向けた資料である。それぞれ役割があり、目的や性質が違い、それぞれの専門化を社内または社外に装備して作成及び開示作業を行う。


その中で「財務」の占める役割は、先に言ったように外部で利害関係のある人、その利害関係を検討している人に向けて発信し、1年間の企業成績と年度末時点の財務状態を知ってもらい、先行きを想像させ、利害関係をどうするのかの判断材料にさせる。


学校で成績表をもらい、親に見せるプロセスに似てるかも。帰宅して親に見せる時にどんな言い訳で乗り切るかは子供ながら真剣に考える。なぜならその後の長期休みを左右するからである。この親に見せる一連のプロセスが株主総会に似ている。結果、子供も企業も監視強化になるほど、窮屈なことはない。


一般的に財務諸表といえば以下の4つがあり、それぞれの意味合いはその下になる。
→は家庭に置き換えた例

・貸借対照表
 年度末における企業の財務状況を表したもの
 →財産状況ですね。土地をどれくらい所有しているか、貯金や借金はどれくらいか
  車を何台持っているのか などなど

・損益計算書
 企業活動の1年間を集計したもの
 →年収から生活費を引いたもの、更に個人投資の儲け分を足したり引いたりする
  交通事故など突発的な費用を引いたもの などなど

・キャッシュフロー計算書
 キャッシュの収支を表したもの
 →現金や貯金が増えたのか減ったのかを集計する

・株主資本等変動計算書
 純資産の1年間の変動を表したもの


株主資本等変動計算書について補則すると、ザックリ言えば自社が発行した株式の期首金額、期末金額、期首から期末までの変動額を表したものになる。


最低でも上2つの貸借対照表と損益計算書が読めれば、企業がどんな状態にあり、未来に向かって、どんなアクションを講じる必要がありそうなのかが見えてくる。次回は貸借対照表に触れていこうと思う。

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