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NTTによるドコモの完全子会社化のメリットは薄い [時事問題]

参考記事 
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO64596250U0A001C2PE8000/

携帯電話市場に求められるのは資金ではない。首相である菅さんの携帯料金引き下げは利用者が求めるのは当然のこと。安ければいいに決まっている。ドコモは価格を下げなければMVNO事業者にユーザーを奪われていくのは目に見えている。料金を下げるしかない。携帯電話市場で新しい付加価値をドコモが創出する可能性は極めて低い。そういう企業文化でもない。


ドコモが料金を下げて、やらなければならないのは収益性を高めること。それは費用を削減するしかいない。企業規模を多岐にわたる部分でスリム化し、企業を小さくするしかない。おそらく、MVNOの多くはスリムな企業が運営しているところがほとんど。


NTTがドコモを完全子会社にして、潤沢な資金をもとに体力をつけるのはメリットがある。が、記事から察すると、ドコモは独自に勝つための戦略を打ち立てずにいたことがある。経営者を含めた人材が市場環境にマッチせず、対応できていない。ではNTTにその手の人材がいるのかと言えば企業文化からするといなそうだ。市場を揺るがすNTTサービスによるコラボ企画とかも期待できない。


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