図解でわかる生産の実務 工程管理 [本紹介]
工程管理について詳しく解説されている。生産活動や製品開発などのプロジェクト
における工程管理の役割とメリット、そして様々なケースでの最適なツールを紹介。
後半では、生産管理を含めた解説も記載されている。
工程管理は、上記の活動を始める前に、最終アウトプットをブレークダウンし計画表
に落とし込み、細分化さらたタスクとして管理できる。人、物、金、情報、時間など
の不可欠な要素を一元管理が可能。各工程でのステータスが実現されているかチェッ
ク機能を働かせ、目標達成のために修正したりする。情報共有の側面では、関係者内
でスケジュールや進捗などを迅速に共有することができる。
工程管理ツールは、電子化がスタンダードとなっており、紙管理は必要ない。電子化
されてことで、記録したことがデータベース化され、ナレッジマネジメントの役割も
担う。
生産管理では、様々な生産形態を紹介されているので、この辺を理解すれば製造業の
基本的な流れを理解することができる。
工程管理や生産管理について触れることは、その現場に携わる方でないとイメージで
きないが、この本でさらっと認識することができる。
2011-05-28 13:52