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チームにおけるメンバーはそれぞれの専門化を目指せ。 [ファシリテーション]

会社の中には部署やチームなど、日々多くのコミュニケーションを行う
枠組みがある。会議やチームミーティングなど、定期的に話し合いの場
を持つ機会があります。


話し合いからのアウトプットの質が高まるのは、ファシリテーションス
キルやアイデアを出す力、論理的思考力、コーチング、情報通、そして
自分達の業務領域の特化された深い専門知識など多くの知識やスキルに
よってもたらされることが多い。


もちろん網羅的に全ての知識やスキルを持ち合わせることは不可能であ
り、現状では何らかの判断基準で揃ったメンバーでやりくりするしかない。

ただチーム内をより多くの知識やスキルを持ったメンバーに育てる努力
は必要である。部署やチームのマネージメント側にいる人達が、自分の
配下の現状をまず把握することである。その上で、どんな知識やスキル
が必要なのか洗い出し、現状から引き算すれば、課題は見えてくる。


全員が同じスキルを身につけることは、業務領域によっては非効率かつ
効果が無い場合も多々ある。一人に深い知識があれば、おのずと周囲の
メンバーも徐々に知識がついていく傾向もあります。


もう一つ言えることは、ファシリテーションや特化された深い専門知識
、論理的思考などマネージメント側が全てを有することはチーム運営の
バランスから考えて、あまり効率的ではないと考えます。リーダー依存
型は、リーダー本来の業務を阻害することになり、あまりいい結果を生
まないケースが多い。


専門家集団で失敗するケースは、専門家だけを集めてしまい、生かすため
のスキルを有さないことが原因です。


営業チームに例えれば
製品やサービスに詳しい人
情報収集がうまい人
営業戦略を作れる人
飛び込み営業がうまい人
テレアポがうまい人
提案書の作成が得意な人
プレゼンがうまい人
クロージングがうまい人
クレーム対応がうまい人
上記のスキルを共有できる形に情報化できる人
そしてモチベーションを高められる人
話し合いの進行がうまい人

これらのスキルを誰がもっているのか検討し、無いものは習得する
機会を設定するのです。


別の言い方をすると組織力を高めるということです。そして組織力が
企業力と発展してくのです。

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