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体系的に物事を捉えるスキルを養うには? [ロジカルシンキング]

パズルはピースをつないでいくことで一つの画が完成される。最初のピースを置く時点では、全体像を想像することは難しい。なので同じ色をくっつけたり、画の中にある部分的な絵を組み立てていくことで、徐々に全体像が想像できるようになる。


情報も同じではないか。1次的な情報もピースと同じように破片が多く、何を意味しているのか最初は想像できない。しかし、破片を集め、似た情報や共通する意味合いをグルーピングしていき、過去の経験からの仮説やフレームワークを利用することで、ある程度全体像を把握できるようになる。


頭の中で全てを行うのは、かなり難しいし曖昧なものになってしまう。紙とペンを使い、物理的に作業していけば自分だけなく、他人と共有しながらもできる。会議室であればホワイトボード等で消したり貼ったりが自由にできるものがいいでしょう。


体系的に考える思考を養うには、新聞や雑誌の一つの記事から相関図を日々作るようにしたり、フレームワークに情報をプロットしていくことで点が線になり、全体の関係性が見えてきます。それを繰り返すことで、徐々に新しい思考の癖がついてきます。


人はミクロ的なところだけをみて、経験上のバイアスから判断する方が多いので、意外と体系的に考える人は少ない。体系的に捉えることでのメリットは、情報によるアクションを実際に起こす際に、的外れなことをしてしまうリスクを回避できるところ、そして他人に伝える時に、理解しやすい説明ができることなどです。


ちょっとしたことで、情報の見方が変わるので、参考にしてみて下さい。

AKB48選抜選挙 [ロジカルシンキング]

この催しから学べることは何か考えながら観ていた。一つは投票によりランク付けされることの効果について考えた。世間では運動会の徒競走で順位をつけることがよくないとみなされている。試験の成績はランキングされているのに。


最近はランキング形式の番組が氾濫している。テレビ朝日放送のロンドンハーツも格付けと称してランキングをモチーフにしている。雑誌やネット情報でもランキングをフレームとして利用しているのを目にすることは多い。


酷なのは人間同士をランク付けすること。共に戦っているチーム内での人気ランキングにより、1年間の仕事の振られ方まで影響してくるというもの。大げさに言えば芸能界での生き残りをかけたランキングともいえる。普通に考えて、自分の仕事に対して社内で、関係者全員が集まって、ランキングされるのを想像したら、どきどきするし、泣きたくなる気持ちが多少理解できてしまう。


世間では、大人になると明確にランク付けされることが少なくなる。そうすると自分の立ち位置や実力を認識できる機会が少ない。人は結果が明白でないことに対して、改善しようとはなかなか思わない。そういう意味では、はっきりすることで、成長へのモチベーションが決まり、確実に成長できることは人生にとって大きなプラスだと思う。世間にはモチベーションが決まらずに悩んでいる人の方が多い。


もう一つは、順位を発表されてから壇上に上がり、そこでスピーチというかコメントを発表するのだが、それぞれのメッセージの強さに驚かされました。それと全員が一礼してから話始めたこと、あれだけの聴衆の前で、堂々と話せることがすごいと思った。10代後半から20代前半なのに高い志を持っていることに驚きました。


政治家の多くは、あそこまで気持ちを込めてメッセージを送ったことがあるのだろうか。中身がいいからメッセージが強くなるのではなく、メッセージに対する熱意なんですよね。うまく伝えようというのも違うかもしれない。


国会議員のランキングを見たくありませんか? ある一定のランキング以下の人は、任期途中でも退任させればいいんです。

数字を入れると説得力がアップするのはなぜ? [ロジカルシンキング]

例えば、毎月定額でもらっているお小遣いを上げて欲しい時に

「毎月、お金が足りないから小遣い上げてくれない」

と言われた相手は、「足りないから」だけでは即断で「よし上げよう」とは、なかなかならないでしょう。

「毎月、1000円お金が足りないからお小遣い上げてくれない」

こうなると詳しく聞く必要性を感じませんか。

更に

「毎月、1050円お金が足りないからお小遣い上げてくれない」

具体的な理由がありそうだと思いませんか?


ちょっとシーンを変えてみると

「車を使いたいです。途中までは電車で行けますが、途中から相当歩くことになります。間に合わない可能性も出てきます。」

数字を使ってみると

「車を使えば1時間20分で着きます、使いませんと途中から歩くので2時間かかります。1時間の歩きっぱなしは大変です。40分以上早く着くことができます。」

数字が入ることで具体性が増し、比較が容易になり、判断しやすくなるのです。数字が無く、曖昧だと質問する回数が増えたり、決定を先送りされたり面倒になることが多い。数字を集めることは面倒なことではありますが、一度却下されるよりは効率的だと思います。数字はマジックだと言われる程、威力があるのです。


ただし、数字はあくまでも材料であり、完成品すなわち結論には成れないのです。ビジネスにおいて数字は切っても切れない関係です。この数字を苦手とすることは、ビジネスが苦手といっても過言ではないでしょう。数字をうまく生かすことで、意思決定が早くなったり、アイデアが出てきたりして、広がる世界もありますので、ぜひうまく使って下さい。
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