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事件は店頭で起きている! [チャネル]

店舗型ビジネスでは、入店するか否かを店頭で判断されている場合が
意外と多い。事前にネットや口コミの情報を元に来店する予定で訪れ
たにも関わらず、別のお店に入ったり、そのまま帰ってしまうことが
あります。


店頭には、商品やサービスの品質や店内の雰囲気を想起させる情報が
盛りだくさんあるのです。新店の場合は、店頭への気配りがなされて
いることが多いのですが、数ヶ月すると、惨憺たる状態になっている
ことが多い。その原因は、店頭を軽視しているためです。


店舗スタッフは1日の大部分店内に居るため、店頭への意識が弱くな
ってしまい、そこに客数減の原因が潜んでいるなど、想像することが
できないのです。



店頭を意識するとはどういうことか?
店頭は広告だと考えることでしょう。Web広告であればトップペー
ジに該当し、デザインや写真、キャッチコピーなどを戦略的に配置し
て、詳細ページへの誘導をそくすのと同じ役割です。


ただの入り口という考えは捨てるべきです。店頭に来たお客様が魅力
を感じる演出が必要で、店頭がプレゼンテーションの役割を果たして
くれると思って下さい。


業態や立地により、適切な店頭があります。例えばインテリアショッ
プでは、店頭で過度に情報を与えるよりも店内が見えるようにした方
が効果的だったりします。店内に陳列されている商品そのものが演出
効果のある情報になるためです。


常に混んでいるお店であれば、店内にいるお客様を意図的に見える様
にすることで、人が人を呼ぶ効果を利用できるのです。人気ラーメン
店では、客席を少なくし、この手法を適用しているところが多いです。


立地の観点でいうと、都内において新宿と自由が丘では町の雰囲気や
客層が違うので、同じビジネスでも効果のある演出が相違します。



まずは店頭を意識するところから始めて下さい。店頭で帰ってしまう
お客様が存在するのかチェックしてみて、存在する場合はその原因を
究明するのです。

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